【構築記事】INC使用構築 レヒレグロス偽装グロススタン
お疲れ様です。スコールです。久々にこのブログを開いたところ、最後の更新が去年の9月でした。さすがに触ってなさ過ぎて草も生えません。
さて、前振りは短くいきましょう。今回は1月26日の朝9時から、同29日の朝9時まで開催されたInternational Calleng Januaryで自分が使用した構築につい
ての軽い紹介と、45戦戦った感想をまとめていこうと思います。
ちなみに最終レートは1582+αでした。最後の相手はほぼ同レートだったので、16に乗ることはないと思います。
使用ポケモンたち
技 アイへ 雪崩 レンチ まもる
普通のグロスです。雪崩はリザ対面でS操作さえなければ優位に働きます。ですが、結構じだんだがほしい場面もあり、とても悩みどころです。
技 濁流 ムンフォ 瞑想 まもる
こちらも普通の瞑想レヒレです。ちょっと特殊耐久に回しすぎているため、最悪Cを削ってBに割いたほうが良かったと思います。ちなみにルンパのエナボを瞑想込みで2回は受かるようにしています。
サンダー
技 10万 めざ氷 羽根 追い風
あほクソ固いサンダーなんですが、行動保障が素晴らしいです。パーティ唯一のS操作マンなので、需要はうなぎのぼりです。また、攻撃技も比較的刺さりやすいタイプですので、ほぼ全試合出動させました。
ランドロス(霊獣)
技 雪崩 地震 蜻蛉 馬鹿力
霊獣ランドのZじゃない型はこの技構成が大安定だと思います。説明不要なぐらい完璧でした。また今回は、メレラキに当たらなかったのも大きかったですね(メレラキ相手だとはたきがほしい)
技 冷ビ 草結び けたぐり ダスト
実機で回し始めた段階で、あまりの雨パの重さに嘆いたピンポイント対策のスカゲッコ。スカゲッコ自体は悪くないんですが、回しててスカーフじゃなくても雨は勝てるようになったので、珠でもいいというか珠にして守れるほうがいいと思います。
技 フレドラ DD 猫 まもる
マジ最強のポケモン。火力耐久補助なんでもあるまさにポストガルーラ枠。夢特性の威嚇なんて解禁された日には、ランドとも競合するとかいう頭のおかしいポケモン。
耐久に関しては、メガグロスのじだんだを確定で耐えたり、グロパンがないWCSガルーラでも落とせなかったりと、猫役兼アタッカーとしては十分です。
そして火力は、専用Zのおかしい火力と専用技の強力な追加効果、一致フレドラも打てますし、補助技も猫はたき蜻蛉けたぐりと優秀なものが揃っています。ちなみに専用Zは接触技なのでキンシでAが2段階下がりますが、ダイナミックフルフレイムにすると非接触+威力上昇なので、こちらも十分にありだと思います。
チョッキも一時期触ってましたけど、案の定強かったです。なんだこのポケモン(誉め言葉)
使用感
1)ジャラランガマジきつい
2)雨パは立ち回りで何とかなる
3)ノーマルZ腹太鼓には気を付けて
1)について
自分はこのINC、この構築に一度も勝ててません。ジャラランガ自体はレヒレで何とかなりますし、何ならパーティすべて何とかできます――単体なら。
自分が良く当たったのはジャラ/ズキン/ゲンガー/ブルル/コケコ/@1という感じのやつですが、ぱっと見は何とかできそうではあります。しかし、初手ゲンガーズキンから入られて猫+こご風で上取られてC167の馬鹿火力を押し付けてくるのはマジでしんどいっす。これは未だに解決策を見いだせてないので、なんとかしたいと思います。
2)について
最初はきついと思っていた雨パですが、サンダーグロスから入ってあと投げレヒレランド(orゲッコ)でかなり安定します。それでもかなり神経は使いますが。
ちなみにゲッコウガの枠、エルフーンもありかもしれないです。メインウェポンどうするか問題がありますけどね。
3)について
これは自分がそもそも苦手っていうのがあるんですが、腹太鼓構築は本当にやめていただきたいです。特にミミカビで太鼓を自己暗示するのだけは無理無理の無理なので、全力でガエンとランドとかで、カビゴンかミミッキュのどちらかを持っていくのがスマートな対応だと思います。腹太鼓神速マッスグマはやべえよ……。
まとめ
今回のincは、自分としては初挑戦となる公式大会の予選でした。もともとVGCをしようと考えていたにもかかわらず、2週間前の告知までにパーティができていなかったという時点でだいぶ問題ではあります。そのため、今回は正直現行パーティの試運転も兼ねてはいました。
しかし、そんな状況ではありましたが、結果は25-20と勝ち越すこともでき、また試運転の意味でも満足いく結果が得られたので大変有意義でした。
パーティの相談を受けていただいた部長やあけぼの先輩を含め、今回の結果は様々な方々の支援があったからです。ありがとうございました。
最後になりましたが、私はここで止まる気は微塵にもありません。いつかはオフで優勝するのが私の目標なので、それに向かって精進していきたいと思います。
ご読了お疲れさまでした。ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。
【レート雑魚の戯言】リザスタンのすゝめ
お疲れ様です。スコールです。
今日は自分が使っているリザスタンの構築記事を書くことにしました。強いには強いのですが、改善点も多々見受けられます。
ですので今回は、そのあたりの反省も書きつつこの並びの強さをお伝え出来たらな、と思います。
編成経緯
私がこのパーティを使い始めた理由は、全国ポケサーリーグ(PCL)に出場することが決まったからです。
私は第四ブロックに出場だったのですが、それ以前のブロックで先輩方が急に調子を落とされてもう負けられない、と宣告されました。
それまでは、割とマイオナな所があったため「厨ポケとかwww」って言ってました。ですが、サークル単位の戦いで負けられないってことになるとさすがにそんなこと言ってられませんでした。
さて、前提の事情はここまでにしまして。ここからはようやく構築経緯の説明っぽい部分に入っていきます。
ダブル初心者もいいところだった私が急にガチパを組むことになり、まず意識したのは
「相手の戦術を崩せるパーティにしよう」
でした。この時点でどう考えても初心者が手を出す戦法じゃないんですが、ま、多少はね?
そこで、ネットでダブルバトルの戦法について調べるて、主に次の三つが強そうという結論に至りました。
①天候
②トリル
③ガルスタン
今思うと他にも強いパーティはたくさんあったんですが、当時の初心者な自分はそこまで予想できてませんでした。
というわけで、まず最初に三体の強そうなポケモンを決めました。それが「ランドロス」「カプ・レヒレ」「ヒードラン」です。ランドは言わずもがな、レヒレはフィールド対策、ドランは……カンです。
そのあとドランの相性補完枠でクレセリアを入れました。しかしそこで、残りの二体をどうするかに悩みました。
ここで私は、メガ枠兼天候対策としてメガリザYを入れることにしました。理由は単純。強そうだったからです。実際強いです。
最後の一体は、レート上位者の構築記事が載っている某エモンガ様にあった、第二シーズンで自分の大学の先輩が使っていた「コケコリザランド」の構築が面白そうだと考え、コケコを採用しました。
さらに、出来上がったパーティを大学の別の先輩に見てもらったところ、トリルを生かせるポケモンがほしいといわれ、ドランを抜いてブシンかドサイを入れるといいというアドバイスもいただきました。そこで自分は、ブシンを入れました。
さて、長くなりましたがここまでが構築の経緯です。採用理由がガバガバではありますが、当時はダブル初めて二週間程度の初心者だったので許してくださいなんでもしますから!(なんでもするとはいってない)
それでは、具体的なポケモンの解説に移ります。
個別解説
性格:臆病
実数値:154-*-98-161-105-167
努力値:4-*-0-252-0-252
特性:猛火→日照り
持ち物:リザードナイトY
技構成:熱風 オーバーヒート ソーラービーム 守る
構築の軸となるメガシンカポケモン。メガ枠兼天候対策ですね。普通に強いです。特に熱風の火力は凄まじいものがあります。ガルーラ対策で最速にしました。
が、最近環境が変わってきていて、その変化にこの型では対応できていません。詳しい説明は後ほど。
カプ・コケコ
性格:臆病
実数値:142-*-105-147-95-200
努力値:4-*-0-252-0-252
特性:エレキメイカー
持ち物:デンキZ
技構成:10万ボルト ボルトチェンジ マジカルシャイン 挑発
構築の軸その二。フィールド枠兼Z枠。アタッカーでありながら挑発で相手の変化技をS130から止めにいけます。
ですが、守るがほしい場面が結構あったので悩みどころです。
持ち物に関してですが、今回の構築では電Zにしてあります。エレキフィールドがあるので通常火力はそこそこに、瞬間的にも超火力を出せるようにしたかったからです。雑に使っても強いですが、的確な状況で使うと一手で盤面をひっくり返せるところも魅力です。
持ち物のほかの候補は、命の珠が個人的にはお勧めです。珠マジシャの威力には目を見張りました。
ちなみにこれは配信個体です。
ランドロス(霊獣)
性格:意地っ張り
実数値:165-216-110-*-100-143
努力値:4-252-0-*-0-252
特性:威嚇
持ち物:拘りスカーフ
技構成:地震 岩雪崩 蜻蛉帰り 馬鹿力
構築の軸その三。もはや説明すべきところはないくらいの神ポケモン。
リザードンの苦手な相手や、コケコが無理な地面タイプ、他にもいろいろなポケモンをこやつで見ることができます。最強です。他にも、砂パ相手にも非常に効果的です。実質こいつ一匹で壊滅させたこともあります。
が、これを書いてて初めて自分のランドロスが「意地っ張り」だと気づきました。完全に「陽気」だと思い込んでました……orz ちなみにスカーフ無しだと”最速78族と同速”だそうです。せめてスカーフ80族は抜いてほしいので、陽気にすることを強くお勧めします。
性格:控え目
実数値:223-*-143-132-150-114
努力値:220-*-24-196-0-68
特性:浮遊
持ち物:オボンの実
技構成:サイコキネシス 冷凍ビーム 凍える風 トリックルーム
調整
H:16n-1
B:あまり
C:こごかぜダブルダメージでガブリアスに確二
S:S-1ガブ抜き
S操作全般を担える超優秀ポケモン。耐久お化けでもあり、並の攻撃ではびくともしません。
今回、かなり火力に努力値を割いています。最近は最大の仮想的であったガブリアスが本当にいなくなってしまいました。ですが、その恩恵は大きく、チョッキランドが冷ビで確二、こご風なら確三、H4マンダが冷ビで高乱数一発(約81%)、こご風で低乱数二発(29%)、H252メガゲンがサイキネで確二となります。特にマンダにダメージを入れつつ龍舞のS上昇を打ち消せるのが魅力です。
ただその分、耐久は不安が残ります。守る未搭載というのがまた試合を難しくさせていますね。特に、最近はエルテラによく当たるのですが、テラキの岩Zで消し飛んでしまうのが痛いです。かといって冷ビを抜くとマンダ他への圧もかけづらくなり……といったかんじです。
トリル要員としては申し分ない性能を誇ります。単なるトリル返しというだけではなく、スイッチトリルとしての機能も持たせたことで立ち回りの幅が広がりました。ただし、そのぶん択も大量に増えるので気を付けてください。
性格:ひかえめ
実数値:170-*135-161-150-112
努力値:200-*-0-252-0-56
特性:ミストメイカー
持ち物:拘り眼鏡
フィールド枠兼特殊アタッカーです。ぶっちゃけあんまり選出しないです。そのため一度切ったことがあるのですが、切ったとたんにレヒレで解決するパーティに連続して当たって負けたので、すぐに戻しました。まさに守り神です。
調整については、正直何をもってこの調整にしたのか記憶にないです。ほんと、なんでSはこの実数値なんですかねぇ……
性格:勇敢
実数値:212-211-116-*-85-45(最遅)
努力値:252-252-4-*-0-0
特性:鉄の拳
持ち物:突撃チョッキ
技構成:ドレインパンチ マッハパンチ 冷凍パンチ 叩き落とす
トリルアタッカーです。最初は珠で使っていたのですが、もうちょっと耐久がほしかったのでチョッキにしました。その時に一緒に最遅にもしました。
技についてですが、珠のときは叩き落とすは守るにしてました。守りながらクレセでトリルを張り、確実になぎ倒していくという動きをしていたのですが、こいつを使う場合だいたい相手もトリパであることが多く、相手のトリルを逆用して動かしていたので耐久がほしくなりました。そのためのチョッキであり、はたきです。
基本選出
先発+()
控え()+
・CHALKFや砂パなど、大概のパーティはこれで行けます。
・ガルーラスタン系の構築だとだいたいランドから入ってましたが、すぐに逃げないとサンダーのめざ氷で落ちるので、即入れ替え+クレセでS落としてリザードンで焼くという動きになってました。
対トリル
先発+
控えororor
・雑ですが、正直相手のパーティに依るので他に言いようがないです。
・先述の通り、クレセでトリルしないことも多かったです
課題点
ここが今回最大の項目です。数か月使い続けて、オフ会などにも何度か参加して得た問題点なので的を外してはいないと思います。
①リザードンの耐久調整
この構築の問題点はこれにつきます。
無振りだとランドのダブルの雪崩を耐えません。また、最近リザードン自体耐久に厚く振った型が多く、打ち合いだと普通に負けます。さらに、当初予定していたガルーラとの対面も、ガルーラ側がHAなど最速でなくなってきているので最速にする意味も薄くなっています。
サナバレルにはサーナイトのハイボで大きく削られ、ドランを出されるとただでさえ処理手段がないのに打ち合いもできません。
以上のことから、リザードンは耐久調整を施すべきです。せめてランドロスの雪崩耐えくらいはしてほしいところです。
②トリルアタッカー
現在はブシンを入れています。しかし、このままでは最強のエスパーポケモン、「カプ・テテフ」が一貫してしまいます。
スカーフの場合ランドでは抜けず、珠だと尋常ならざる超火力。
こいつを倒すにはスカーフじゃないことを祈りつつリザードンで焼くぐらいしかないです。
いろいろな方に相談した結果、ここはナットレイがいいんじゃないかという意見を頂きましたので、そっちを試す必要があります。
③ねこだましの存在
これは正直欲張りすぎではあるのですが、猫だましを持つポケモンがいればもっとスムーズに試合を運べるという試合は多くありました。
今考えているのは「ガオガエン」というポケモンなんですが、彼の真の強さは威嚇解禁後にあると考えています。まあ猛火でも強いっちゃ強いんですが、やはり威嚇は魅力的です。
ガオガエンについては置いておくにしても、猫だましが打てるポケモンがいたらいいなーと思うのは間違いありませんでした。
まとめ
このたびは、初めての構築記事となりました。
自分は積極的にはレートに潜らないので、具体的な強さの指標を示すことはできません。
しかし「コケコリザランド」という並びは無限の可能性を秘めていると思います。
いつか、自分の記事がリザードンスタンを求めている人の一助となればこれ以上うれしいことはありません。
稚拙な記事ではありますが、ここまで読んでくださってありがとうございました。
P.S.シーズン6は潜ったとしてもリザスタンは使わないと思います。修行も兼ねて他の構築にも挑戦する予定です。次使うのは威嚇ガオガエンが解禁されるか相性のいい猫だまし要員が見つかってからになります。